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2018年06月04日

システムの保守費の必要性に関して

クライアントが開発会社に対してシステム開発を委任し、開発が終了してシステムが円滑に動き始めると、システム保守契約という話が出ます。こうしたときにクライアントからもらう保守費に関してですが、これは 開発が終了してシステムがめでたく動き始めると、開発会社については保守モードに入ることになります。

開発資料を整備して、これから先のシステムの維持を支援していくため、トラブルが見られた場合に応対が取れるようなシステムを敷くことになります。開発の時に比較し作業する量としては少なくなりますので、介入するメンバー数も減少します。

しかしながら、何かしらトラブルが発生したケースや、クライアントから問い合わせがありました場合などにスピーディーに応対が取れるよう、担当者同士の引継ぎ、あるいは資料の事前準備を十分にして、システム保守の体制を整えておくことになります。

その為に、クライアントとの間でシステム保守に関する契約を締結し、月ごとに保守費をクライアントから確保することになります。保守費につきましては、通常の場合一ケ月ごとに一定額で、作業する量に呼応して別途費用が生じることもあります。

一ケ月ごとに一定ですから、なにひとつ起こらなかったとき、システムそのものが安定的に稼動し維持できていたり、クライアントから問い合わせがないケースであっても支払いは発生することになります。保守費につきましてはある意味保険といえます。

何一つ起こらなくてもコストが生じるのはおかしい感じがしますが、開発会社から考慮すれば、それ相応の体制を補完しているわけですからフリーという事にはなりません。それに対して、クライアントからすると、初期開発費を拠出してシステム開発したというわけですから、システムが安定的に稼動し維持する、要するに、何一つ起こらないのは当然で、不測の事態がおこった場合の為に金銭を払うのは合点がいかないと考えている人もいるかも知れません。

保守費と言いますのはある種の保険と考えましょう。システムが安定的に稼動し維持していれば良いですが、さまざまな問い合わせを行ったり、問題が見られた場合にすかさず対応してもらうためのシステム保守の必須コストと考えることができます。

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